2006年6月18日

「ヨコハマメリー」

名古屋シネマテークへ「ヨコハマメリー」を観に行ってきました。開演ギリギリに着くと、小さな映画館の中は満員で、初めて映画の立見を経験しました。場内は、年配の方もいれば若い人もいて、男性が多くいました。

この映画で、メリーさんや元次郎さんの人生すべてが語られているわけではないし、といってそれを想像してみようとしても私には計り知れないものがあるのだろうし、でも、元次郎さんの歌を聴くと、涙がこぼれます。感動ってどんな時にするのか、どうやってするのか、自分でちゃんと分析したことがなかったけれど、語られていない計り知れなさを感じた時、私は心動くことが多いみたいです。本当のことは本人にしか分からないし、どれだけ想像しても答えの見つからない、あるいは幾通りもの見方や考え方があるものが、心惹かれる作品(映画や絵画や舞台でも)になるみたいです。

午後は、覚王山でぶらぶら歩き。雑貨屋さんや喫茶店が所々あって、気に入っている場所です。京都に住んでいる時も、よく歩いたものだけど、こうやって歩ける街の雰囲気って、ほのぼのしていてホッとします。

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