2006年9月30日

「フラガール」

伏見のヒルトンホテルでやってるカレーブッフェに行ってから、映画「フラガール」を観てきました。

すごく泣けました。それに、すごく面白かった。映画館であんなによく泣いたのは「ハチ公物語」以来かもしれないし(「ハチ公・・・」は子どもの頃だったので、しゃくりあげて泣いてたけど)、あんなに笑ったのは初めてかも。女の子達が主役だったので、男の人達の描かれない部分も気になったけれど、こういう一つの捉え方ということで納得はできます。DVD出たら買っちゃうかな。松雪泰子は、好きな女優さんの内の1人だし(TVドラマの「きらきらひかる」と「太陽は沈まない」が好きでした)。

帰りは、INAXギャラリーで「レプリカ展」を見ました。それから栄へ移動して、3ヶ月の派遣契約期間をまず終えることができた自分にご褒美♪ということで、ずーっと欲しかったバッグを買ってきました☆

2006年9月29日

思い出した痛み

この2週間、仕事が大変に忙しく、相当パニクった毎日を過ごしてました。プロジェクト2本を抱えた上に、どちらも締切が今週で(1本は昨日になって締切延長されたけど)、も1つ別の仕事を抱えていたのも今週が締切で。抱えたプロジェクトがお友達プロジェクトだったので、やってる内に、どっちがどっちだか分からなくなって更にパニクっちゃうし。

まだまだ勉強不足で、上司に上手く説明できないから、なかなか決済をもらえません。今日が締切だし、これ以上調べられません、もうカンベンしてください・・・って思っていたら、結局、チームリーダーと一緒に来週ヒアリングしに行くことになって、決着つかないまま週末を迎えることに(何とかムリヤリ区切りはつけたけど)。


ずっと痛みのある背中と腰のことも、すっかり忘れて仕事に没頭していた2週間でしたが、区切りがついたとたん、じくじく痛み始めました・・・。

2006年9月24日

「親子のアトリエ」

おかざき世界子ども美術博物館で今日までやっている展覧会のチケットが当たったので、行ってきました。風呂敷の使い方教室をやっていたので参加して、帽子やウエストポーチ、バッグのつくり方、ワインの包み方などを習得してきました☆ たった風呂敷1枚に、色々と助けてもらえることがあってビックリ。早速、風呂敷を購入しなくちゃ。

学芸員さんらしき方に「こういうの興味ありますか?」って、声をかけられました。お母さんに連れてきてもらった子ども達ばかりの中、母と私のような大きな(?)親子連れはいなかったので、珍しかったのかも。次の展覧会も面白そうなんだけど、やっぱり小さな親子連ればかりなんだろうなー。

2006年9月17日

小布施・栗ざんまい

インターン中のIさんがいる小布施へ、陣中見舞いと称して”さわやか信州の旅”をしてきました。最初は車で行こうと思っていたんだけど、一人でかなりの距離を運転しないといけないし、中央道で怖い事故があったばかりだし・・・ということで、電車で行ってきました。4時間半くらいかかるけれど、運転するよりずっと楽です。
Iさんに会うのは3ヶ月振り。色々大変そうだったけれど、ちょっとずつ元気になっているようで少し安心。私自身が良い状態だったら、何か気の利いたことが言えたかも(?)しれないけど、まだ余裕がありませんでした。

昨日は、Iさんのインターン先の社長講演をウトウトしながら聞いていて(大変失礼しました)、途中休憩に入ったところで抜け出して北斎館へ。5年ほど前に小布施に来た時にも、ここには寄っているのだけど、素敵そうな展覧会をやっていたので入ってみました。・・・本当に素晴らしかったです! 以前来た時に、これほど感じなかったのが不思議なくらい。私は、絵でも写真でも、どちらかというと人物の方が好きで、北斎の絵も、人物が入った方が好き(もちろん花も美しいし、龍の迫力なんかはまた格別だけど)。

夜は、蔵部へ。美味しかった♪ ランチに入ったお店でも、栗アイスをサービスしてもらっちゃったのに、ここでもまた栗アイスのサービス☆ 宿は、Iさんが寝泊りしているお部屋。Iさんが、インターン先からお許しをもらってくださったので、そのステキな所に泊めてもらいました。

そして今日は朝から、朱雀(ミニ)の試食♪ 工場の方は、1人前は本当にキツイとかおっしゃってたけれど、たぶん私、軽々いけそう・・・。地元の方は、今年の栗はどうかな?ってコレを食べるんだそうです。

その後、自転車を借りて浄光寺と岩松院へ。自転車なんて久しぶりで(乗れて良かった)、風が心地よくて気持ちよかったです。岩松院は、北斎の八方睨み鳳凰図がまた見事でした。途中、神社からお囃子が聴こえてきたのに足を止めたり、小さなお店に入ったりしながら、お昼はお蕎麦屋さんへ。最後に、栗の木テラスでモンブランとお茶。
Iさんのおかげで、嬉しい2日間が過ごせました。
やっぱり信州は好きです。

2006年9月10日

「シャガール」

7月にオープンしたばかりの、青森県立美術館へ行きました。

青森駅から出ている美術館行きのバスに乗って行くと、美術館の入口は既に長蛇の列。30分弱並んで入ることができました。シャガールは、好きな画家の一人です。でも、今日は疲れました。

目玉となっている「アレコ」の背景画は、バレエの背景(舞台装置)なのでかなり大きな作品。それが展示室の四方の壁に、それぞれ展示してありました。展示室に入る前、たくさんの人が中央に集まっているので、何をしてるのかしら?と思っていたら、作品をぐるりと見上げていたのでした。私は、中央だと見上げるのに疲れてしまうので、壁際に立って向こう側の作品を観る、また移動して向こう側の作品を観る・・・というのを続けていました。それでも、見上げるのに疲れた。舞台の背景って、あれほど見上げること無いし。ちょっと納得いかない感じ。2階から観られるような所があればいいのに。しかも、展示室は真っ白い壁で、なんだかシャガールが似合わないんです(あくまで個人的な感想ですが)。でも、黒い壁や、桃色の壁の展示室もありました。

常設展示室はかなりのボリュームで、こちらも観ているうちに、ちょっと疲れが。この後、三内丸山遺跡にも足を伸ばそうと思っていたけれど、その気力さえ無くなってしまい、青森駅へトンボ返りしました。


お昼を食べながら、でもこのまま帰るのはもったいないなぁ・・・と思い、今度は国際芸術センター青森へ向かいました。最初、違うバスに乗ったことに気づかず終点まで行ってしまってビックリ。途中まで戻って、乗らなきゃいけないバスを待っていたら、一緒に待っていたおばあちゃんが話しかけてくれました。でも、方言で・・・何言ってるのかほとんど分からない。英語のヒアリング試験状態で、かなり集中して聞きました。聞き取れる単語をつなげて、何となくこんな事しゃべってるのかしら?って思いながら、「へぇー」「そうなんですかー」とか返事してました(おばあちゃんゴメンナサイ。でも、私に聞いてほしいというより、ただ話したいって感じだったし・・・ま、いっか)。

辻けい展「あか から あか へ」。不思議な場所の不思議な展覧会でした。雨がひどかったせいもあるのかも。なんか、違う世界に来たみたいでした。

今回の旅、決めたのは早かったけれど、忙しくて、具体的なスケジュールを事前に立てられませんでした。かなり行き当たりバッタリの2日間だったけれど、なかなか良い旅でした☆

2006年9月9日

「A to Z」

青森県の弘前でやっている、奈良美智+grafの「A to Z」へ行きました。

最初は、青森空港から青森市へ向かうつもりだったけれど、空港に着いてすぐ、先に弘前行こう!と思って進路変更しました。街角のあちこちにAtoZへの地図があるのだけど、最初は見方が分からなくて少し遠回りしていました。
会場は、酒造所の倉庫だったところ。ほどほどに観客はいたけれど、流れはまぁまぁ良かったです。親子連れも結構いましたが、全体的には女性客が多い感じでした。仕掛けっぽい展示だったり、まるで作品の中に溶け込めるようだったりして、すごく楽しかったです! 今回は一人で行ったけれど、グループで行く方が楽しいです、きっと。

会場を後にしてから弘前城へ行って、それから美容院へ行きました。この1ヶ月ほどずっと行きたいと思っていたのに、行く時間が全く取れなかったのです。そしてこの先2週間も時間を取れません。青森に向かう飛行機の中から考えていたのですが、とうとう実行しました。ホントは、縮毛矯正かストレートパーマをかけたかったけれど、そこまでの時間がなかったので、カットだけにしました。シャンプーをしてくれた子はあまり上手じゃなかったけれど、美容師さんは丁寧な方でサッパリ大満足。


宿は、浅虫温泉へ。夕日がきれいなところです。そして、海を臨むお風呂♪ 貸切状態になるだろう時間を見計らって、一人でぜいたく気分を味わうのが好きです。

2006年9月2日

「アロマロア エロゲロエ」

伊丹のAI・HALLへ、高嶺格さんの作品を観に行ってきました。

春に卒業した大学の友だち、でめきんちゃんとNさんを誘って。Nさんは卒業式以来の再会。でめきんちゃんは、『修禅寺』公演にわざわざ大阪から来てもらっていたので、久しぶりでもないんだけど、その時はほとんどお話できなかったので、今回がホント(?)の再会。そして会場に着いたら、大学のK先生とも再会(この会場ではよくお会いします)。なんだか関西暮らしに戻ったみたいです☆

舞台は、私にとっては、これまた新種発見!並みに衝撃的な作品で、言葉が見つかりません。印象に残ったのは、女の子2人が、ものすごい勢いで叫びながらレコードを叩き割っていくシーン。実際、自分でそんなことしないけれど、それくらいの気持ちになることってあります(今現在の状態に近いかも・・・)。代わりにやってもらったような気になって、ちょっとスッキリしたけど、何故か涙がチョロッと出ました。

終わってから、伊丹駅前でごはん。3人とも晴れて社会人となり、学生時代のような控えめな注文ではなく、アレもコレも・・・って注文していたら、注文しすぎて少し残してしまいました・・・。