2006年8月18日

「若冲」 - 会場下見 - 稽古見学

久しぶりに、新幹線で東京へ行きました。
この春までの学生生活では、東京や横浜へ行くのは夜行バスがほとんどで、新幹線を使ったのなんて数えるほどしかありませんでした・・・。

最初に向かったのは、東京国立博物館。プライスコレクション「若冲と江戸絵画」を観て来ました。ウワサの展示室は、思った以上に楽しめて良かったです(というより、噂を聞いてもどんな展示なのかほとんど想像できなかった)。完全な蛍光灯の照明になってしまう、ほんの少し手前の灯りの時なんて、雪の朝に障子をパッと開けたよう。この灯りの時間がもう少し長かったら、もっと色々想像できて楽しかったかも。

夕方は、来週『修禅寺』の舞台となる杉並公会堂へ下見に行きました。荻窪を通り過ぎたことに気づき、電車を乗り違えたことがようやく分かった時のショック・・・。さらに、荻窪駅から公会堂への道にも迷っちゃったし。Iさんとの待ち合わせ時間にも遅れてしまいました。Iさんが気を使ってくださって、館内のカフェでとりあえず一息。東京の暑さにすっかり参っていた私は、シャーベット状のモカ何とかっていうのをトールサイズで注文しました。ところが、館内の冷房がよく効いている上にそんなの飲んでるから、今度は凍えてきちゃうし。

小ホールは、受付部分がちょっと狭かったのと、ホワイエにベンチが無いのが気になったけれど、お手洗いが多かったのは良かったかな。職員の方も丁寧に対応してくださって良かったです。

その後は、稽古の見学をさせてもらって、打合せもしました。稽古の見学って初めてです(コンサートのゲネプロは見学したことあるけれど)。皆さんが試行錯誤しながら創り上げている現場って、(無責任な言い方に聞こえたら申し訳ないのですが)とっても面白いです。本番はもちろん楽しみなんだけれど、練られているその瞬間に居合わせられるって、また特別な感じ。

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