2009年9月7日

「ディア・ドクター」

久しぶりにMちゃんとランチ。
ここの所、休みの日は引きこもり状態だったけど、久しぶりに会ったお友達がMちゃんだったのは、ステキなリハビリになりました。幸せのお裾分けしてもらった感じで。

夜は、ずっと観たかった西川美和監督の「ディア・ドクター」を観に、映画館へ行きました。「ゆれる」に続いて、本当に良い映画でした。
本当の自分がどうであろうと、人は集団の中にいる以上、他人の目によって、居場所や役割を確立させられちゃうんだな…って、今更ながら怖くなっちゃいました。
今、自分が自分で選んできたと思っている事も、他人の目を気にして選んでるだけなの?…とか。でも、そうして他人の目に映る自分になろうとするのは、その人自身の弱さとか罪になっちゃうだけじゃなくて、お互い様なのかな…とか。「罪を憎んで人を憎まず」っていうのはこういう事なのかな、とも思ったり。

実はこの映画、観ている途中で急にブチッと終わってしまい、館内が明るくなりました。え?今ので終わり?…って、みんな呆気にとられて席を動けずにいたら、スタッフの人がやってきて「映写機にテープが絡まってしまいました。少しだけ先に進んでますが、また上映します」って。
その後、始まったのはいいんだけど、音声は無いし、毛虫みたいなゴミが画面の端にいるし(しばらくしたら、音声も復活、毛虫もいなくなったけど)。
うーん残念…と思いつつ帰ろうとしたら、スタッフさんが「返金いたします」って出口で待っていました。さらに、招待券もくれました。

うーん、でも残念。

0 件のコメント: