2008年1月20日

「矢部達哉&横山幸雄デュオ」

最初は土曜が休みで今日は出勤のはずだったのだけど、急遽入れ替えになったので、行けないなぁと思っていたコンサートへ行くことができました♪

豊田市コンサートホール10周年記念のひとつ、矢部達哉さん(Vn)と横山幸雄さん(P)のデュオコンサート。アンケートでリクエストの多かった演奏家のアンコール・コンサート…ってわりには、半分以上が空席だったけど、1,000席近くもあるホールだから仕方ないのかな。もっと客席を減らして、椅子とか装飾とかちょっと豪華に仕立てたら、十分素敵な室内楽用のホールができそうなのに。

前半はベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタとショパンのピアノで、後半は横山さんが作曲されたピアノ曲とヴァイオリン・ソナタ。矢部さんのヴァイオリンは、京都のアルティ・カルテットの時に初めて聴いて、4人の音が会話しているようだったのが印象的でした。今回は、ヴァイオリンの旋律がピアノの支えにのって、天へすぅーっと糸のように、音が引き上げられているような感じでした。バレリーナが宙を舞うような感覚というか…(曲は別にワルツじゃなかったけど)。

横山さんのピアノもステキでした。ff も軽々と演奏しているようにみえて、それは男性だからというより、体の使い方がとても上手いからって感じがしました。そして、歳がまぁまぁ近かったのにもビックリ。

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