2006年9月10日

「シャガール」

7月にオープンしたばかりの、青森県立美術館へ行きました。

青森駅から出ている美術館行きのバスに乗って行くと、美術館の入口は既に長蛇の列。30分弱並んで入ることができました。シャガールは、好きな画家の一人です。でも、今日は疲れました。

目玉となっている「アレコ」の背景画は、バレエの背景(舞台装置)なのでかなり大きな作品。それが展示室の四方の壁に、それぞれ展示してありました。展示室に入る前、たくさんの人が中央に集まっているので、何をしてるのかしら?と思っていたら、作品をぐるりと見上げていたのでした。私は、中央だと見上げるのに疲れてしまうので、壁際に立って向こう側の作品を観る、また移動して向こう側の作品を観る・・・というのを続けていました。それでも、見上げるのに疲れた。舞台の背景って、あれほど見上げること無いし。ちょっと納得いかない感じ。2階から観られるような所があればいいのに。しかも、展示室は真っ白い壁で、なんだかシャガールが似合わないんです(あくまで個人的な感想ですが)。でも、黒い壁や、桃色の壁の展示室もありました。

常設展示室はかなりのボリュームで、こちらも観ているうちに、ちょっと疲れが。この後、三内丸山遺跡にも足を伸ばそうと思っていたけれど、その気力さえ無くなってしまい、青森駅へトンボ返りしました。


お昼を食べながら、でもこのまま帰るのはもったいないなぁ・・・と思い、今度は国際芸術センター青森へ向かいました。最初、違うバスに乗ったことに気づかず終点まで行ってしまってビックリ。途中まで戻って、乗らなきゃいけないバスを待っていたら、一緒に待っていたおばあちゃんが話しかけてくれました。でも、方言で・・・何言ってるのかほとんど分からない。英語のヒアリング試験状態で、かなり集中して聞きました。聞き取れる単語をつなげて、何となくこんな事しゃべってるのかしら?って思いながら、「へぇー」「そうなんですかー」とか返事してました(おばあちゃんゴメンナサイ。でも、私に聞いてほしいというより、ただ話したいって感じだったし・・・ま、いっか)。

辻けい展「あか から あか へ」。不思議な場所の不思議な展覧会でした。雨がひどかったせいもあるのかも。なんか、違う世界に来たみたいでした。

今回の旅、決めたのは早かったけれど、忙しくて、具体的なスケジュールを事前に立てられませんでした。かなり行き当たりバッタリの2日間だったけれど、なかなか良い旅でした☆

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